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【合格体験記】東京医科大学医学部 お母様より

講師がコンサルティングをする、ありそうでなかった塾

ヘウレーカに入会する前

ヘウレーカに入会する前の息子は小学校から付属校に通っていたこともあり、きちんと計画的に勉強する習慣もなく、机に向かうのは試験の一週間前のみという状況でした。医学部を目指すことを決めたものの、何をどうやって勉強していったらいいのか、親子共々全くわからず不安な状況でした。

入会のきっかけ

息子は中学生の頃から色々な塾に通いましたが、勉強の習慣がついていなかった為、大手の塾では授業を受けっぱなしで全く予習・復習ができていないという状況が問題でした。ただ、だからといって個人指導の塾では先生に全面的に頼ってしまい、自学自習が身につかないのでは、と危惧しておりました。

そのような状況の中、インターネットで隈なく塾を探していたところ、ヘウレーカのHPに出会いました。HPを読んだところ、他塾とは違う何かを感じると同時に、数多の塾を見学してきた経験からでしょうか、ここしかないという直感がありました。HPは決して目立つものではありませんでしたが、指導方針に、一方的に教えるだけでなく演習中心で生徒自身の目標や気づきを大切にしている点、また必ず定着確認テストを行う、という内容があったことが決め手でした。

合格の原動力

指導方針にもあるように、生徒自らがゴールを設定し、成果と課題を毎回分析することを徹底して指導いただいたことで、勉強に対して他動的でなく自ら進んで取り組む姿勢が自然に身に付きました。自主的に分析する力がついたことで、受験においても常に冷静に向かうことができ、それが良い結果につながったのだと思います。

他塾との違い

受験の成否を大きく左右するのは、塾選びといっても過言ではないでしょう。ヘウレーカという塾は手取り足取りお膳立てしてくれる塾ではありません。あくまで生徒が主体であり自主性を重んじて下さる塾です。また、だからといって自分勝手に勉強を進めていく塾でもありません。「毎授業、生徒自ら目的・目標を設定し、授業後に成果・課題を把握。成果の要因と課題の原因を分析し次回授業までの計画、つまり宿題を自分で設計し、講師がコンサルティングする」という今までありそうでなかった塾なのです。

勿論、あくまでも本人次第であるので、ヘウレーカに入塾したからといって魔法のようにすぐ勉強が順調にいくとは限りません。ただし、確実に言えるのは、高みを目指すスイッチが入った生徒であれば、いくらでも力を伸ばして下さる経験豊かな先生方がいつでもそこにはいらっしゃるということです。現在の勉強方法に不安があり、行き詰っていることがありましたら、是非一度ヘウレーカでご相談されることをお勧めします。

ヘウレーカ講師について

ヘウレーカの先生方は息子にとって誰よりも頼りになり、尊敬できる存在であったと思います。時には厳しく、温かく見守って下さる、兄、父親のような存在でした。勉強に関しては先生方の学問に対する姿勢、真面目で真摯な態度に接することで、お手本にすべき「師」であったと思います。

教科を担当して下さった石橋先生、川瀬先生、桜庭先生、また代表の森口先生は息子の良い点・悪い点を全て把握され、どのようなタイミングでどのような言葉をかけるか、励ますのか、厳しくするのか等細やかにお気遣い下さり、あくまで生徒自らの力を信じて下さったことは、親として本当に心強いものでした。難しい医学部受験を乗り越えることができたのは、ひとえにヘウレーカで学ぶことができたからだと思っております。

今まで親子共々支えて下さった先生方、サポートルームの皆様、本当に有難うございました。

その他

​ヘウレーカに出会ったのは、息子が高校2年生の秋、部活中にスポーツを続けられなくなるほどの大怪我をし、「医学部に行く」と決断をしたことがきっかけでした。大学までのエスカレーター式の付属校であり、周りの友人が部活や遊びに興じている中、スパッと部活も辞め、受験を決めたことは息子にとっては並大抵のことではなかったと思います。

ヘウレーカに入塾してからは全ての科目の進捗チェックがありましたが、英語以外の科目は基礎的なことも全くできていない状態であるということがわかりました。元々国語力に不安を抱えていた為、問題文の正しい咀嚼にも不安がありました。最初の面談の際に、他塾では指摘されなかった息子の弱点を細かく分析されていたことに、この塾で間違いないと確信を持つことができました。また、受験までの日程から逆算して、細かい学習計画を綿密に組み立てて下さり、「勉強のことは全て私達にお任せください」と言って下さったことが本当に心強く、お任せできるんだ、と親としても安心できました。

ヘウレーカにお世話になった2年半の間、様々な思い出がありますが、最も印象に残っている出来事は、高校3年生の時に、塾の課題と学校の定期試験対策などで息子の睡眠時間が2,3時間という状況になってしまったことです。息子はあまり弱音を吐くようなタイプではなかったのですが、精神的・肉体的に限界で全てが悲観的になってしまっている様子でした。親としては話を聞いたり見守ることしかできなかったのですが、先生にご相談したところ、全ての教科の先生が息子の状況を共有して下さり、課題の調節、サポートなどを即時に行ってくださいました。素早い対応で、息子も少し余裕ができ、順調にペースを戻すことができました。

また、現役の際、一校合格を頂くことができたのですが、進学せずにもう一年勉強することを決めた時も息子の意思を尊重し、君だったら絶対に結果を出せる、と後押しして下さいました。もう一年頑張ったところで必ずしもどこかに合格できるとは限らないのが「医学部受験」であると理解していたのですが、先生方が息子の力を信じて下さったことが受験へのモチベーションを維持することができた要因だったと思います。

「医学部受験」は最も難しい受験であると思います。私立医学部の場合は学校によっても傾向が全く異なり、癖の強い問題があったり、前年度までの傾向とは突然変わり、過去問を10年分解いて臨んでも良い結果がでないこともあります。

また、受験スケジュールも過密となり、息子の場合も前半に補欠合格という結果を1校出せたものの、その後はしばらく1次合格も出せない状況が続き、ダメージを引きずりながら次の受験に臨む状況でした。そんな中でも、塾には試験日以外毎日のように通い、後半になると少しずつ良い結果を出すことができるようになってきました。

今振り返って思うのは、受験は本人の実力が一番重要であるのは言うまでもありませんが実力をつけるためには、相応しい環境と能力の高い指導者、そして、本人・塾・保護者との連携が必須である、ということです。また、的確な言葉がけなど、心のケアというものも大きく作用する要素であると感じます。

ヘウレーカで息子が最も多感で重要な時期に指導を受けることができたことは息子の人生にとってもかけがえのない出会いであり、これからの人生においての礎となったと思います。

この2年間お世話になったことは親として感謝しきれない気持ちでいっぱいです。本当に有難うございました。皆様の益々のご活躍、塾のご発展を心よりお祈り申し上げます。