
【合格体験記】東京大学文科一類 生徒より
ヘウレーカに入会する前
起床、就寝といった生活の根本的なところから自律がなっておらず、日々場当たり的、刹那的な努力をしつつも、なかなか成果につながっていない、という状況でした。先の見えない進路に加え、数学の伸び悩み、思春期特有の情緒の不安定さも手伝って日々が混沌としており、まさにカオスということばがぴったりな生活でした。
自分では日々を必死に生きているつもりで、実際そうだったとは思うのですが、何もかもが我流の域を出ることがなく、常にタスクや時間の制約に踊らされている状態でした。
入会のきっかけ
以前から通りすがりに見て存在を知ってはいましたが、私の日常生活と数学の出来を見兼ねた母が勧めてくれたことで現実的に意識をし始めました。
入塾テストと解説を通して、「地に足をつけて」基礎からやり直すことで苦手意識の根本を解きほぐす姿勢に信頼がおけたため、入塾を決意いたしました。また、入塾前の面談にて塾長先生から私の現状を「緊急中毒」と指摘されたことがあまりにも的を射ているように感じられ、そんな先生の本質を見抜く目にひかれたことも一因となりました。
合格の原動力
「地に足をつけて」という姿勢の重要性をこれでもかというほどに知らしめてくれたところです。割と『人と違うこと』や『普通でないこと』に価値を見出す傾向にあった私は、学習面においても「コツコツやるなんてつまらない、一発でドカンと火花を散らす方法はないだろうか」と考えてしまいがちで、それが今思えば数学における不完全燃焼を生み出していたような気がしています。
そんな私に既修範囲を0からやり直すこと、毎週、演習・復習ノート、定着確認のサイクルを継続することなどを通して、「コツコツ努力をするとはどういうことか」を教え、そのイメージを根本からくつがえしてくれました。
それは決して「つまらない」ことなんかではなくて、むしろものすごく豊かで、本質的なことでした。場当たり的な行動では絶対に身につかなかったであろう揺らがない自信や安心感を得られたことが、本番での成功の1番の要因となりました。何度も諦めそうになりましたが、続けて本当によかったです!!
私の未熟な意見も子ども扱いすることなく、忌憚のない議論で真摯に向き合ってくださりました!先生方はいつも温かくて、奔放な私を見守りつつ正しい努力の道へと上手にリードしてくださりました。時に厳しくも熱い指導を、本当にありがとうございました!大好きです!
他塾との違い
◆自律的な行動を重んじつつも、大局的にはしっかりと管理者としての視点を携えてくれている塾
◆一社会人、大人として尊敬できる先生方を規範に、正しい方向性の努力を存分にできる場所
◆自律自習の姿勢を身につけるための最高な環境
◆受験という枠にとらわれず、人間として大切な姿勢、極意を教えてくれる塾
「気まずい時、上手くいっていない時こそ誠実に、正直に」
「目配り・気配り・心配り、常に相手の立場に立つ」
「落ち込んでいる自分に酔わない」
「心身の健康を損なわないよう自分で管理する」
「約束したことは守る」
「虫のいい話はない」
「周囲の人たちの支えに対する感謝の心を忘れない」
など、多くを学ぶことができました。
他塾との明らかな違いは、先生と生徒の距離感です!自己を構成する要素の深いところまで共有し、見守って、サポートしてくださりました。
ヘウレーカ講師について
何度も挫けそうになったり、東大受験を諦めかけたり、自分に失望したり──そんなこともありました。
そのたびに、先生方は私を一生徒というより、一大人、自立した人間として見て、真剣に向き合い続けてくださりました。私大入試の前日、「お前と出逢えて良かった、お前らしく行ってこい」と声をかけてくださったこと、全身で応援のポーズをしてくださったこと、普段通りの落ちついたトーンで背中を押してくださったこと、忘れません。
これまでで1番濃い1年間だったと思います。
本当にありがとうございました!!!!